こんにちは。中古戸建て投資をしている藤本紗帆です。
夫が電気工事と塗装を担当し、その他のリフォームは職人さんに発注します。
なるべく物件に行く回数を減らし、最短でリフォームを終えるためにどのような順番でリフォームを発注すればよいかまとめます。
電気工事、浴室リフォーム、畳回収など
まず最初に着手したいのは、
- 電気工事
- 給排水工事
- 浴室リフォーム
- 畳回収
です。
電気工事:電気屋さん(電気工事士)
大工さんが入る前に、壁に穴を開ける電気工事を夫がDIYします。
- 和室を洋室にするとき、電気のスイッチを壁につける
- ダサい露出配線を埋める
- 天井に穴をあけてダウンライトをつける
- 古い分電盤の交換(壁紙を変えたあとだとサイズが違うから汚れが見えることがある)
壁に穴を開けておいたままにしておいても、あとで大工さんに埋めてもらえます。
どの工事も電気工事士の資格が必要で、夫が資格を取りました。
下の写真は、暗い廊下にダウンライトを設置したときの写真です。
分電盤の交換のみ近所の電気屋さんに4万円くらいで依頼しています。
電気工事についてはこちらの記事でも紹介しています。▼
給排水工事:設備屋さん(水道屋さん)
設備屋さん(水道屋さん)に、
- 洗濯機置き場の増設
- 水道管の交換
など、給排水設備についても、壁に穴を開ける工事などをしてもらいます。
設備屋さんはリフォームの最後で洗面台の設置などでまた来てもらうことになるので、なるべく近所の業者に依頼します。
写真のように、あまりに汚い排水管なども綺麗に施工してもらいます。
水回りのリフォームについてはこちらの記事でも解説しています。▼
浴室リフォーム:浴室リフォーム業者など
夫の電気工事DIYは週末に通うとなると平日があるぶん間隔が開きます。
そのあいだに大掛かりで見積もりなどの段取りが必要な浴室リフォームを進めると効率がいいです。
ユニットバスではなく、浴室パネル・シートを貼り、浴室ドアを交換する場合で考えます。
まずは最初にサッシの修理や交換をサッシ屋さん(ガラス屋さん)に依頼します。
浴室内部の工事のあとにサッシのリフォームをすると汚れたり、施工しにくくなるためです。
浴室パネル・シート貼りは、「浴室塗装」と検索して引っかかった業者が施工できます。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。▼
写真をくまなく取り、サイズもくまなく測り、業者へ伝えます。
ついでにお風呂の水栓や照明なども交換してもらえるように、先に購入しておきます。
畳の処理:畳屋さん
大工工事が入る前に、畳屋さんに畳を回収してもらっておきます。
和室のまま残す部屋は表替えを依頼して、内装工事が終わってから持ってきてもらいます。
「畳 表替え」と検索すると「ネットde畳」「格安畳.com」など、安い値段表示のサイトがたくさん出てきます。
しかし、実際に見積もりに来るとそんなに安くはなりません。むしろ高い。
しかもあいだに業者が入っている分、直接職人さんと連絡を取れず不便です。
近所の畳屋さんをネットやタウンページで探して直接依頼するほうがいいです。
私は1枚あたり税込4,400円で地元の畳屋さんに依頼しています。
また、洋室化のため不要となる畳も1枚あたり税込1,650円で回収・処分してもらいました。
回収自体は10分以内で終わるので、他の業者がいないときにサッと回収に来てもらいます。
設備の取り外し:設備屋さんor大工さん
床工事を大工さんがしようと思っても、キッチンやトイレなど既存の設備があると作業がしにくくなります。
キッチンや洗面台などの取り外しは、設備屋さんや大工さんにお願いします。
(トイレの取り外しは設備屋さんのイメージです。)
キッチンや吊戸棚が大きい場合は2人以上の人手が必要になります。
取り外した設備をどこに置いておくか、あらかじめ段取りしておきましょう。
このタイミングで不用品回収業者を入れてもいいですね。
カーテンレール・不要な棚・電灯など、いらないものをまとめて一回で回収してもらえたら完璧です。
不用品回収についてはこちらの記事でも紹介しています。▼
大工工事、ガス工事、美装など
設備の取り外しや畳回収などが終了すれば大工さんにバトンタッチです。
木工事:大工さんの仕事
大工さんには
- ふかふかする床の補強
- 壁紙やクッションフロアを貼るための下地工事
- キッチンパネルを貼る
などをお願いします。
窓枠がボロボロの場合などは化粧板を貼ってもらうなど、細かく打合せが必要です。
リフォームについてわからないことは基本的に大工さんに相談します。
和室の洋室化についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。▼
ガス管移設工事:ガス屋さん
公団向けのキッチンをシステムキッチンに変更する場合はガス管の移設工事が必要になります。
ガス管を触る工事は都市ガスの直営店を通して依頼するのが一般的です。
大工さんや設備屋さんなどに協力してもらいながら、既設のキッチンを取り外しておく必要があります。
ガス管移設についてはこちらの記事で紹介しています。▼
キッチンリフォームの分離発注はかなり難易度が高いと感じました。
体験談はこちらです。▼
美装(クリーニング):洗い屋さん
クリーニングをどのタイミングで入れるか悩みますが、
- 塗装が必要か
- クロスに汚れがある場合、張替えが必要か
などを知るために、塗装や内装の前にクリーニングを入れます。
レンジフードは美装によって塗装が剥げやすいです。▼
壁紙の汚れもクリーニングで落ちる場合とそうでない場合があります。
この汚れはあまり落ちませんでした・・・。
塗装:塗装屋さん
室内のペンキ塗装はしんどい&面倒です。
なるべくオイルステインだけで済むように大工さんと打ち合わせておきます。
それか化粧板で仕上げてもらい、そもそも塗装をせずに済むようにするかです。
塗装をする場合は、クロスや床を張り替えるなら、先に塗装をするほうが養生の手間が省けます。
巾木、廻り縁、窓枠、扉などの室内の木部塗装はDIYするなら真っ先に取り掛かります。
網戸の交換やサッシの掃除も最後にやると部屋が汚れるので内装前にやってしまいましょう。
木部塗装したときの記事はコチラです。▼
漆喰などを塗る作業もこのタイミングです。
ローラーで塗る漆喰「コーラルテックス」でDIYした記事はこちらです。▼
内装工事:内装屋さん(クロス屋さん)
内装(クロス・CF貼り・巾木設置)はリフォームの終盤です。
内装工事をしてからだと、何かを壊したりする他のリフォームが本当にやりにくくなります。
私は表具屋さんと内装職人の親子にふすま・障子の張替えなどもまとめてお願いしています。
畳の表替えを依頼している場合は、内装工事の前後で持ってきてもらいます。
クロスの張替えは自分でできればコスパのいいDIYです。
壁紙DIYの基礎知識はこちらの記事で解説しています。▼
クロスはのり付きを買えばいいですが、クッションフロアは専用のボンドを大量に用意しないといけないです。
クッションフロアは施主支給だけして、くらしのマーケットで貼るのを依頼してもいいですね。
設備取り付け:設備屋さん
仕上げとして洗面台、キッチン、換気扇、インターホンなどの設備を取り付けていきます。
施主支給してくらしのマーケットで取り付けだけ依頼するか、近所の設備屋さんなどに依頼します。
施主支給に関してはコチラの記事でも解説しています。▼
火災報知器も忘れがちなので気をつけましょう。▼
まとめ
リフォームでもなんでもそうですが、「段取りが命」です。
なるべく行く回数は減らし、最短で終わるリフォームをこれからも追求しようと思います。
リフォーム業者を探すならホームプロというサイトも便利です。リフォーム費用のまとめ記事はこちらです。▼
読んで頂きありがとうございました。