こんにちは。戸建て投資をしている藤本紗帆です。
浴室リフォームはユニットバスに交換すると50~100万円くらいかかるため、
- 壁と天井にバスパネル施工
- 床にバスシートを施工
でリフォームを依頼しました。


浴室リフォームの費用や後悔した点について紹介します。
浴室リフォームを安くする方法
ユニットバスを入れずに、浴室リフォームを安くする方法が2つあります。
古いユニットバス(FRP)なら浴室塗装
1つ目の方法が「浴室塗装」です。
普通のペンキとは違って、塗料も施工方法も特殊なため、浴室塗装専門の会社にお願いすることが一般的です。
ホテルの部屋についている古いユニットバスをリフォームするための需要が大きいらしいです。
浴室塗装はもともとFRP(ユニットバスの主流の素材)のお風呂を再生する方法で、
タイルやステンレス浴槽の塗装は下地処理も難しく、経年劣化しやすいため、
業者によってやるところやらないところが分かれるようです。
在来工法ならパネルとシート
浴室塗装のほうが安く済みますが、タイル張りの在来工法のお風呂は
壁にパネル、床にはシートを貼る工法がオススメです。
浴槽はFRPの古いものなら交換したのですが、ステンレスの浴槽だったので自分で磨くことにしました。

浴室リフォーム体験談
浴室リフォームの流れや、気づいたこと・後悔したことを紹介します。
5社に見積もり
浴室を安くリフォームするには、「浴室塗装」を得意としている業者を探します。
浴室塗装ができる会社は、パネルやシートも貼れるからです。
ネットで地道に探して、5社に見積もりを依頼しました。
ホームページの問い合わせフォームで写真を送って見積もってもらえる業者と、
現地見積もりが必要な業者がありました。
料金 | |
浴室専門の業者A | 264,341円 |
水回りの業者B | 50万円(見積書もなく論外) |
浴室塗装できる個人C | 281,270円 |
浴室専門の業者D | 292,600円 |
浴室専門の業者E | 328,900円 |
値段も安く、見積書が丁寧だった浴室専門の会社のA社に依頼することにしました。
以下が見積書です。

Twitterのコメントで、
「ボロ戸建てにこんないい材料はもったいない」
という意見もありました。
バスパネルは値段が高いため、アルミ複合板で十分だそうです。
モルタル壁は自分で塗装しても良かったかも
モルタル壁であれば、外壁用の塗料を使えば自分で塗装することもできるようです。
今回は壁も天井も全面パネルにしましたが、
費用を抑えるためにモルタル部分の上部は塗装でも良かったかな、と思います。

パネルの色を一面だけ変更
もともと、お風呂のパネルは白一色で考えていたのですが、最近の流行りみたいに、
一面だけ色を変えることができないか相談しました。
「パネルの枚数が変わらなければ値段は変わりません、計算してみます。」とのこと。
結果・・・パネルの枚数が増えるわけではないので、
一面色を変えても、値段は変わらないとのこと!ラッキー!!
濃いめの茶色にしましたが、もっと明るめの茶色でも良かったかな?と思います。

タイルの上に段差ができる
頭の高さくらいまではタイルがはられており、それより上に結構な段差がありました。

さすがプロの技で、キレイにおさめてくれました。

茶色のパネルの見切りには茶色のダイノックシートを張ってもらい、
違和感がないようにしてもらいました。
浴室用リモコンも増設
浴室リモコンもあれば便利かと思い、パネルを貼る前に夫が脱衣室の壁に穴を開けて電気工事をしました。
詳しくはこちらの記事でも解説しています。▼
タイルに穴を開けるのにドリルビットが必要です。
インパクトドライバーでは多分タイルが割れてしまうので、電動ドライバーにつけました。
裏に浴槽がある部分は壁の中がコンクリートっぽかったです。

ケーブルを出した状態で、パネルを施工してもらいました。

給湯器の交換をくらしのマーケットで頼んだときに、(15,000円)
ついでに1,000円の追加でリモコンの設置もお願いしました。
夫もできそうですが、コーキングを買ったりするのが面倒らしいです。

給湯器の品薄だったときもありますが、最近はリモコンが品薄なようです。
水栓:約15,000円
水栓は施主支給して、交換してもらいました。

設備はAmazonよりも楽天のほうが安くてポイントもつくので楽天で買います。
TOTOの約15,000円の水栓を選びました。
全体がステンレスなのがカッコいいと思います。
浴室電灯:約2,000円
電灯もあまりに汚かったので交換しました。

楽天で2,000円くらいです。
LED電球は別売りですが、500円くらいです。
パネルを貼るときに一度水栓や照明を取り外すため、新しいものを渡してつけてもらいました。
そのため、追加料金は発生しなかったです。
(追加で費用を請求する業者もありました。)
一番の後悔:換気扇をつければ良かった
お風呂の掃除をして気づいたのですが、湿気がすごい!!
脱衣室まで湯気だらけになりました。
浴室には窓と換気口がついていたので、大丈夫かな、と思って油断しました。
パネルを貼ると施工が難しくなるため、パネルを貼る前に、浴室換気扇をつけておけばよかったです。
お風呂の湿気で脱衣室の床が傷んでいたので、次回のリフォームで換気扇をつけようと思います。(泣)

ちなみに、湿気で傷んだ脱衣室は、大工さんに床にベニヤを上張りしてもらってから、
内装屋さんにクッションフロアを施工してもらいました。
(洗濯機排水接続のときに床をあけましたが、シロアリは大丈夫だと言われたので、基礎は工事していません。)
浴室ドア交換はパネルを貼る前に!!
一番の大失敗は、浴室ドアの交換の前にバスパネルの施工をお願いしたことです。
浴室ドアのリフォームは、「カバー工法」が主流になっています。
「カバー工法」とは、既存の外枠の上に新しい外枠をかぶせてドアを交換する方法です。
サッシ屋さんにきてもらったところ、バスパネルを貼ったあとでは、カバー工法が難しくなると言われました。
(できないこともないようです。)

サッシ屋さんは見つけにくい
サッシ屋さんはガラスも取り扱っているところが多いので、ガラス屋さんと言われたりもします。
タウンページで「○○ガラス」「〇〇サッシ」に片っ端から電話しましたが、ほぼ電話に出ません。
個人のお店は引退している人が多いようです。
めげずにネットでも調べて9つくらい電話して、対応してくれたのは3つでした。
サッシ交換は約10万円
サッシの交換は見積もり金額は約10万円とのことでした。
ここ最近住宅の建材が大幅に値上がりしており、
「あと8か月早く言ってくれたらもっと安く済んだわ〜」とのことでした・・・。
材料だけで5万円するそうです。
他のサッシやさんにも聞いてみましたが、今は10万円くらいが相場らしいです。
高い!!(昔は4〜5万円やったとか)
仕方なく部品交換(約2.5万円)
浴室ドアは、クレ556をさしたらスムーズに動くようになりましたが、ドアがしっかりとしまりませんでした。
きちんと閉めても、手をはなすと少し浮く状態です。
どうやらバネの部品がなくなっているようでした。

浴室ドアは交換をしたかったですが、10万円は高いな〜と思って修理をすることにしました。
(本当は交換したほうがいいです!!)
サッシやさんに聞いたところ、もう生産していない商品なので、部品がなかなか手に入りにくいようです。
サッシに「三協アルミ」と書いてあったので、三協アルミのコールセンターに電話しました。
修理を手配してくれるとのことで、もう相見積もりを取るのも面倒になってお願いすることにしました。

三協アルミに問い合わせた部品交換費用は以下の通りです。
バネ | 690円 |
戸車(上下2箇所) | 2,000円 |
ドアロック(白い樹脂) | 2,200円 |
出張費+工賃 | 20,000円 |
合計 | 24,890円 |
これに消費税がプラスされます。
地元のサッシの業者がきて、「これで10年は大丈夫だよ〜」など、
おしゃべりをたくさんしてくれましたが、
おしゃべりに夢中になってサッシをパネルにぶつけ、浴室パネルに傷がついてしまいました。(泣)
茶色のパネルだったので傷が目立つ!!
本当に、サッシの交換や修理はパネルを貼る前にしてもらえばよかった、と後悔しました。
あとから、雨戸を塗った茶色のペンキを塗って目立たないようにしました。


まとめ
浴室リフォームの後悔ポイントは以下の通りです。
- サッシの交換・修理は一番最初に検討すべきだった
- 換気扇はつけておくべきだった
浴室リフォームを考えている人の参考になれば嬉しいです。
台所リフォームの記事はコチラです。▼
トイレリフォームの記事はコチラです。▼
読んで頂きありがとうございました!