固定資産の減損会計の穴埋め&要点

R1とR7の減損会計の過去問と公式の会計基準・意見書をClaudeにUPし、「試験に出そうな重要な部分を抜き取って」と指示して、穴埋めと要点つくらせました。一問一答も作成予定。

ほんまに抜き取ってんか?て思うほど多い・・・。古い過去問もUPすればよかったか。

何言ってるかわからんとこあるし、もっと基礎からやらな(泣)

また気まぐれに記事なおすかもです。

穴埋め

【基準】一 対象資産

本基準は、固定資産を対象に適用する。ただし、、例えば、「金融商品に係る会計基準」におけるや「税効果会計に係る会計基準」におけるについては、対象資産から除くこととする。(注1)(注12)

【基準】二 減損損失の認識と測定

1. 減損の兆候

資産又は資産グループ(6.⑴における最小の単位をいう。)に(以下「」という。)がある場合には、当該資産又は資産グループについて、減損損失を認識するかどうかの判定を行う。減損の兆候としては、例えば、次の事象が考えられる。

① 資産又は資産グループが使用されている営業活動から生ずる損益又はキャッシュ・フローが、となっているか、あるいは、継続してマイナスとなる見込みであること

② 資産又は資産グループが使用されている範囲又は方法について、当該資産又は資産グループのが生じたか、あるいは、生ずる見込みであること(注2)

③ 資産又は資産グループが使用されている事業に関連して、がしたか、あるいは、悪化する見込みであること

④ 資産又は資産グループのがしたこと

2. 減損損失の認識

(1) 減損の兆候がある資産又は資産グループについての減損損失を認識するかどうかの判定は、資産又は資産グループから得られるの総額とを比較することによって行い、資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額をには、減損損失を認識する。

(2) 減損損失を認識するかどうかを判定するために割引前将来キャッシュ・フローを見積る期間は、資産の又は資産グループ中のの経済的残存使用年数とのいずれか短い方とする。(注3)(注4)

3. 減損損失の測定

減損損失を認識すべきであると判定された資産又は資産グループについては、帳簿価額をまで減額し、当該減少額を減損損失としてとする。

4. 将来キャッシュ・フロー

(1) 減損損失を認識するかどうかの判定に際して見積られる将来キャッシュ・フロー及び使用価値の算定において見積られる将来キャッシュ・フローは、を反映したに基づいて見積る。

(2) 将来キャッシュ・フローの見積りに際しては、資産又は資産グループの及び等を考慮する。(注5)

(3) 将来キャッシュ・フローの見積金額は、又は生起しうる複数の将来キャッシュ・フローをそれぞれの確率でとする。(注6)

(4) 資産又は資産グループに関連しては、関連する資産又は資産グループに合理的な方法により配分し、当該資産又は資産グループの将来キャッシュ・フローの見積りに際しする。

(5) 将来キャッシュ・フローには、並びにを含めない。

5. 使用価値の算定に際して用いられる割引率

使用価値の算定に際して用いられる割引率は、を反映したの利率とする。

資産又は資産グループに係る将来キャッシュ・フローがその見積値から乖離するリスクが、将来キャッシュ・フローの見積りにには、させる。(注6)

6. 資産のグルーピング

(1) 資産のグルーピングの方法

減損損失を認識するかどうかの判定と減損損失の測定において行われる資産のグルーピングは、他の資産又は資産グループのキャッシュ・フローからしたキャッシュ・フローを生み出すで行う。

(2) 資産グループについて認識された減損損失の配分

資産グループについて認識された減損損失は、等の合理的な方法により、当該資産グループの各構成資産に配分する。

7. 共用資産の取扱い

共用資産に減損の兆候がある場合に、減損損失を認識するかどうかの判定は、共用資産が関連する複数の資産又は資産グループに共用資産を加えた、で行う。(注7)

共用資産を含む、より大きな単位について減損損失を認識するかどうかを判定するに際しては、共用資産を含まない各資産又は資産グループにおいて算定されたに共用資産の帳簿価額を加えた金額と、割引前将来キャッシュ・フローの総額とを比較する。この場合に、共用資産を加えることによって算定される減損損失のは、原則として、する。(注8)

共用資産の帳簿価額を当該共用資産に関連する資産又は資産グループにで配分することができる場合には、共用資産の帳簿価額を各資産又は資産グループに配分したうえで減損損失を認識するかどうかを判定することができる。この場合に、資産グループについて認識された減損損失は、帳簿価額に基づく比例配分等の合理的な方法により、当該資産グループの各構成資産に配分する。

8. のれんの取扱い

のれんを認識した取引において取得された事業の単位が複数である場合には、のれんの帳簿価額を合理的な基準に基づきする。(注9)(注10)

分割されたそれぞれののれんに減損の兆候がある場合に、減損損失を認識するかどうかの判定は、のれんが帰属する事業に関連する複数の資産グループにのれんを加えた、で行う。(注7)

のれんを含む、より大きな単位について減損損失を認識するかどうかを判定するに際しては、のれんを含まない各資産グループにおいて算定された減損損失控除前の帳簿価額にのれんの帳簿価額を加えた金額と、割引前将来キャッシュ・フローの総額とを比較する。この場合に、のれんを加えることによって算定される減損損失のは、原則として、する。(注11)

のれんの帳簿価額を当該のれんが帰属する事業に関連する資産グループに合理的な基準で配分することができる場合には、のれんの帳簿価額を各資産グループに配分したうえで減損損失を認識するかどうかを判定することができる。この場合に、各資産グループについて認識された減損損失は、し、残額は、帳簿価額に基づく比例配分等の合理的な方法により、当該資産グループの各構成資産に配分する。

【基準】三 減損処理後の会計処理

1. 減価償却

減損処理を行った資産については、に基づき減価償却を行う。

2. 減損損失の戻入れ

減損損失の戻入れは、。

【基準】四 財務諸表における開示

1. 貸借対照表における表示

減損処理を行った資産の貸借対照表における表示は、原則として、減損処理前の取得原価から減損損失をし、控除後の金額をその後の取得原価とする形式で行う。ただし、当該資産に対する減損損失累計額を、取得原価からする形式で表示することもできる。この場合、減損損失累計額をして表示することができる。

2. 損益計算書における表示

減損損失は、原則として、とする。

3. 注記事項

重要な減損損失を認識した場合には、、、、、等の事項について注記する。

注解

(注1)

1. 回収可能価額とは、資産又は資産グループのとのいずれかの金額をいう。

2. 正味売却価額とは、資産又は資産グループのからを控除して算定される金額をいう。

3. 時価とは、をいう。通常、それはをいい、市場価格が観察できない場合にはをいう。

4. 使用価値とは、資産又は資産グループのによって生ずると見込まれる将来キャッシュ・フローのをいう。

5. 共用資産とは、複数の資産又は資産グループのする資産をいい、を除く。

(注2)

資産又は資産グループが使用される範囲又は方法について生ずる当該資産又は資産グループの回収可能価額を著しく低下させる変化とは、資産又は資産グループが使用されている事業をすること、当初の予定よりも著しくすること、資産又は資産グループを当初の予定と異なるすること、資産又は資産グループがになったこと等をいう。

(注3)

主要な資産とは、資産グループのにとってをいう。

(注4)

資産又は資産グループ中の主要な資産の経済的残存使用年数が20年を超える場合には、を算定し、する。

(注5)

の結果として生ずる将来キャッシュ・フローは、見積りに含めない。また、将来の用途が定まっていないについては、に基づき将来キャッシュ・フローを見積る。

(注6)

将来キャッシュ・フローが見積値から乖離するリスクについては、とのいずれかに反映させる。ただし、減損損失を認識するかどうかを判定する際に見積られる割引前将来キャッシュ・フローの算定においては、このリスクを。

(注7)

共用資産又はのれんに係る資産のグルーピングを、共用資産又はのれんが関連する複数の資産又は資産グループに共用資産又はのれんを加えた、より大きな単位で行う場合、減損の兆候の把握、減損損失を認識するかどうかの判定及び減損損失の測定は、先ず、に行い、その後、で行う。

(注8)

共用資産に配分される減損損失が、共用資産の帳簿価額との差額をな場合には、当該超過額を合理的な基準により各資産又は資産グループに配分する。

(注9)

のれんの帳簿価額を分割し帰属させる事業の単位は、され、かつ、取得後もが行われる単位とする。

(注10)

のれんの帳簿価額の分割は、のれんが認識された取引において取得された事業のに基づいて行う方法その他合理的な方法による。

(注11)

のれんに配分された減損損失が、する場合には、当該超過額を合理的な基準により各資産グループに配分する。

意見書(抜粋)

三 基本的考え方

1.

しかし、事業用の固定資産であっても、その収益性が当初の予想よりも低下し、資産の回収可能性を帳簿価額に反映させなければならない場合がある。このような場合における固定資産の減損処理は、棚卸資産の評価減、固定資産の物理的な滅失による臨時損失や耐用年数の短縮に伴う臨時償却などと同様に、事業用資産の過大な帳簿価額を減額し、将来に損失を繰り延べないために行われる会計処理と考えることが適当である。これは、金融商品に適用されているとは異なり、や、を目的とするものではなく、である。

3.

固定資産の減損とは、資産のによりであり、減損処理とは、そのような場合に、一定の条件の下でさせるように帳簿価額を減額する会計処理である。

減損処理は、本来、を評価し、投資額の回収が見込めなくなった時点で、将来に損失を繰り延べないために帳簿価額を減額する会計処理と考えられるから、では、収益性の低下による減損損失を正しく認識することはできない。

四 会計基準の要点と考え方

1.対象資産

本基準は、固定資産に分類される資産を対象資産とするが、そのうち、他の基準に減損処理に関する定めがある資産、例えば、「金融商品に係る会計基準」における金融資産や「税効果会計に係る会計基準」における繰延税金資産については、対象資産から除くこととした。また、についても、「」において評価に関する定めがあるため、対象資産から除くこととする。

2.減損損失の認識と測定

(2) 減損損失の認識

減損損失の測定は、将来キャッシュ・フローの見積りに大きく依存する。将来キャッシュ・フローが約定されている場合の金融資産と異なり、成果の不確定な事業用資産の減損は、測定が主観的にならざるを得ない。その点を考慮すると、減損の存在がな場合に限って減損損失を認識することが適当である。

本基準では、減損の兆候がある資産又は資産グループについて、これらが生み出す割引前の将来キャッシュ・フローの総額がこれらの帳簿価額を下回るときには、減損の存在がであるとし、そのような場合には減損損失を認識することを求めている。この減損損失を認識するかどうかの判定は、行う。

(3) 減損損失の測定

この場合、企業は、資産又は資産グループに対する投資をのいずれかの手段によって回収するため、である正味売却価額(資産又は資産グループの時価から処分費用見込額を控除して算定される金額)と、である使用価値(資産又は資産グループの継続的使用と使用後の処分によって生ずると見込まれる将来キャッシュ・フローの現在価値)のいずれか高い方の金額が固定資産の回収可能価額になる。

なお、減損損失は、固定資産売却損などと同様に、固定資産に関するであるため、原則として、とすることとした。

(4) 将来キャッシュ・フロー

使用価値の算定においては、将来キャッシュ・フローがその見積値から乖離するリスクについて、将来キャッシュ・フローの見積りに反映させる方法と割引率に反映させる方法のいずれの方法も認めることとした。他方、減損損失を認識するかどうかを判定する際に用いる割引前将来キャッシュ・フローの算定においては、将来キャッシュ・フローがその見積値から乖離するリスクを将来キャッシュ・フローに反映させるか否かで異なる結果が導かれることになるため、した。

3.減損処理後の会計処理

(2) 減損損失の戻入れ

減損処理は回収可能価額の見積りに基づいて行われるため、その見積りに変更があり、変更された見積りによれば減損損失が減額される場合には、減損損失の戻入れを行う必要があるという考え方がある。しかし、本基準においては、減損の存在が減損損失を認識及び測定することとしていること、また、戻入れはがあることなどから、減損損失の戻入れは行わないこととした。

六 投資不動産

1.投資不動産の会計処理

したがって、投資不動産についても、、他の有形固定資産と同様にによる会計処理を行い、本基準の規定に従ってを行うことが適当であると考えられる。

2.投資不動産の時価情報の注記

このように、投資不動産の時価情報の注記に関しては、その要否や投資不動産の範囲も含め、理論及び実務の両面で、なお検討を要する問題が残されていることから、本意見書では、議論の要点を示すに止め、とすることとした。

📘 固定資産の減損会計 要点まとめ

🎯 減損って何?

  • 😵 減損とは:資産の収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなった状態
  • 🔄 時価評価とは別物:資産価値の変動による利益測定や、決算日の資産価値の表示が目的ではなく、取得原価基準の下での臨時的な減額
  • 🔍 投資期間全体を通じた回収可能性で見るのが本来の姿。期末の帳簿価額を将来の回収可能性で見直すだけでは、減損を正しく認識できない

🚫 対象外の資産

  • 💰 金融資産(金融商品会計基準)
  • 🧾 繰延税金資産(税効果会計基準)
  • 🏦 前払年金費用(退職給付会計基準)
  • 👉 他の基準に減損処理の定めがある資産は対象外

🚦 3ステップの流れ

① 👀 兆候あり?(4つ)

  1. 📉 営業損益・CFが継続してマイナス
  2. 🔀 使用範囲・方法に回収可能価額を著しく低下させる変化(事業の廃止・再編成/著しく早期の処分/用途転用/遊休化)
  3. 🌪️ 経営環境の著しい悪化
  4. 💹 市場価格の著しい下落

② ⚖️ 認識する?

  • ✅ 割引前将来CFの総額 < 帳簿価額 → 減損損失を認識
  • 🔍 「相当程度に確実」な場合に限って認識する
  • ⏰ 判定は減価償却の見直しに先立って行う
  • 📅 見積期間は経済的残存使用年数(主要な資産)と20年の短い方
  • ➕ 20年超なら、20年経過時点の回収可能価額を20年目までの割引前CFに加算
  • 🔑 主要な資産とは、将来CF生成能力にとって最も重要な構成資産

③ 📉 測定!

  • 帳簿価額を回収可能価額まで減額し、差額を当期の損失に
  • 表示は原則特別損失(固定資産に関する臨時的な損失)

💎 回収可能価額まわりの定義

  • 🏆 回収可能価額 = 正味売却価額と使用価値の高い方
  • 🏷️ 正味売却価額 = 時価 − 処分費用見込額
  • 🤝 時価 = 公正な評価額(通常は観察可能な市場価格、なければ合理的に算定された価額)
  • 🏭 使用価値 = 継続的使用と使用後の処分で生じるCFの現在価値
  • 💡 回収手段は「売却」か「使用」の2つ。だから高い方を採用する

🔮 将来キャッシュ・フローのルール

  • 🏢 企業固有の事情を反映した、合理的で説明可能な仮定・予測
  • 📌 現在の使用状況と合理的な使用計画が前提
  • 🙅 計画されていない増強・事業再編のCFは含めない
  • 😴 遊休資産は現在の状況で見積る
  • 🎲 見積金額は「最も可能性の高い単一額」か「確率加重平均(期待値)」
  • 🏛️ 本社費などの間接支出は配分して控除
  • ❌ 利息と法人税等は含めない

📐 割引率

  • 💴 貨幣の時間価値を反映した税引前の利率
  • ⚠️ リスクがCFに反映されていなければ割引率に反映
  • 🔒 割引前CF(認識の判定)にはリスクを反映させない(結果が変わるので統一)

🧩 グルーピング・共用資産・のれん

📦 グルーピング

  • 他から概ね独立したCFを生む最小の単位
  • 損失の配分は帳簿価額に基づく比例配分等の合理的な方法

🏢 共用資産(本社ビルなど)

  • 判定は、関連する資産グループに共用資産を加えたより大きな単位で行う
  • 手順は先に個別→後で大きな単位
  • 比較するのは「減損損失控除前の帳簿価額+共用資産」と割引前CF
  • 増加額は原則共用資産へ配分
  • ただし配分額が帳簿価額と正味売却価額の差額を超過することが明らかなら、超過額は各資産へ
  • 合理的な基準で配分できるなら、帳簿価額を各資産グループに配分する方法もある

🎩 のれん

  • まず事業単位に分割
    • 基準:取得の対価が概ね独立して決定+内部管理上独立した業績報告
    • 方法:取得時の時価の比率など
  • 判定はより大きな単位で行う
  • 増加額は原則のれんへ(超過額は各資産グループへ)
  • 帳簿価額を配分する方法なら、のれんに優先的に配分

🔚 減損後のルール

  • 📊 減価償却は、減損損失を控除した帳簿価額で続ける
  • 🙅‍♂️ 戻入れは行わない
    • ①減損の存在が相当程度確実な場合に限って認識・測定するから
    • ②戻入れは事務的負担を増大させるおそれがあるから

📋 表示と注記

  • 🏦 B/S:原則直接控除(減損損失累計額を間接控除にもできる。その場合は減価償却累計額に合算して表示可)
  • 📈 P/L:原則特別損失
  • 📝 **注記(重要な減損損失)**の5項目
    1. 減損損失を認識した資産
    2. 認識に至った経緯
    3. 減損損失の金額
    4. 資産のグルーピングの方法
    5. 回収可能価額の算定方法

🏠 投資不動産

  • 🙅 時価の変動をそのまま損益に算入しない
  • 📦 取得原価基準で処理し、減損処理を行う
  • 🔮 時価情報の注記は今後の課題(結論は出ていない)

🌟 ひとことで言うと

「兆候で絞って、割引前CFと帳簿価額を比べて、回収可能価額まで下げる。時価評価ではなく取得原価基準の臨時的な減額で、一度下げたら戻さない」

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