不動産賃貸の繁忙期・閑散期は?大家の年間スケジュール

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こんにちは。不動産投資をしている藤本紗帆です。

不動産投資家の年間スケジュールはそれほど忙しいものではありません。

物件を購入しさえすれば、日々の仕事はそれほど発生しないからです。

一般的な年間スケジュールは以下の通りです。

この記事では、時期ごとの大切なポイントを解説します。

繁忙期(12~3月)

1年で最も重要なのは繁忙期の募集です。

1~3月に募集を開始するためには前年の12月くらいから動き始めます。

年末年始に動く人もいますので、主要駅にある客付け業者は年中無休ということもあります。

管理会社と連絡を取り合い、募集条件を変えながら反響を見て積極的に募集をかけます。

2週間に1度ほど、管理会社に連絡を取るようにします

3月中旬には動きが鈍くなってくるため、募集条件を一気に緩和するなど臨機応変に対応します。

準繁忙期(4~5月)

繁忙期が終わっても、3月末を境にピタリと入居者が減るわけではありません。

4月までに満室にできなかった場合は、5月の連休まで募集を続けます。

3月末の転居を希望していた人の予定が4月にずれ込むこともありますし、学校や職場が落ち着き始めた5月以降に引っ越しをずらす人もいます。

除草(5月の連休付近)

5月の連休中の大切な仕事は除草です。

所有する物件の庭などに雑草が生えているのであれば、梅雨になる前に草むしりを行い、除草剤を撒きます。

この時期に除草を行わず夏を迎えてしまうと、物件の庭が雑草でとんでもない状態になってしまいます。

5月半ば~7月、10月~12月は業者も繁忙期で、なかなか作業に来られません。

繁忙期に入る前に除草はやっておいたほうが賢明です。

木の伐採についてはこちらの記事で紹介しています。▼

閑散期(6~8月)

6~8月は賃貸市場があまり動かない時期です。

この時期は家賃を下げざるを得なくなりますので、管理会社と相談して下げ幅を考えながら募集します。

物件の売却を検討している場合は、無理に低い家賃で入居者をつけると利回りが下がってしまうため注意します。

準繁忙期・リフォーム(9月〜10月)

9月に入ると多少、賃貸が動き出します。

10月に入学できる大学も増えましたし、企業では人事異動があるため、転勤需要が見込めます。

また、この時期になると来年の繁忙期が見えてきます。

繁忙期に向けて退去した部屋の原状回復・リフォームなどを早めに手配します。

年末になると大工さんも忙しくなりますので、できるだけ早く動くことがポイントです。

11月~12月になると準繁忙期も落ち着き、動きが少なくなります。

確定申告(1月〜3月15日)

年に1回、1月〜3月15日までの間に確定申告を行わなくてはなりません。

帳簿自体はいつ記帳してもいいですが、1年分ためると大変になりますので、1~4か月に一度は記帳するのがオススメです。

また、確定申告は余裕を持って行うのがオススメです。

3月15日になると、e-taxの接続障害なども発生しやすくなりますので、早めに終わらせます。

まとめ

不動産投資家の年間スケジュールは以下の通りです。

募集や管理などの年間スケジュールをこなしながら、物件探しと新規金融機関の開拓は年中続けていきましょう!

金融機関開拓の記事はコチラです。▼

また、賃貸管理会社を選ぶ際は、賃貸管理くんを使えば大手から地元の不動産会社まで最大6社までの見積りがでできて便利です。

読んでいただきありがとうございました!

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