こんにちは。不動産投資をしている藤本紗帆です。
不動産投資の初期に使いたいオリックス銀行の不動産投資ローンについてまとめます。
オリックス銀行の特徴
オリックス銀行は不動産投資の融資に積極的で、アパートローンをパッケージ商品として提供しています。
地銀や信金に比べて審査が速いため、物件を押さえやすいのも嬉しいポイントです。
借入限度額があるため、既存借入が少ない不動産投資1~2棟目の人にオススメです。
金利、ローン年数もバランスがとれているので使いやすいです。
属性重視で、エリートサラリーマンが好きな金融機関です。
融資条件
オリックス銀行の融資条件は以下の通りです。
- 1,000万円以上2億円以下
- 一棟は年収700万円以上、区分は年収550万円以上
- 融資枠:(年収+年間満室想定賃料×72%)×8倍・・・既存借入を含む
- 金利2.3~3.675%
- 期間 木造・軽量鉄骨:40年ー築年数、鉄骨:45年ー築年数、RC:55年ー築年数
- 法人への融資可能(連帯債務扱い、基本は資産管理法人←定款に不動産以外の項目があるとNG)
- 団信は必須
- 借入期間は最長35年・完済時年齢80歳未満まで
ホームページには年収700万円以上という条件があるのですが、年収600万円の人でも仮審査には通ったようです。
金融資産があったり、仲介業者が取引実績などがあると交渉できるかもしれません。
期間延長やエリア外も対応するなど、柔軟な印象もあります。
投資セレクト金利は店頭金利より1%低くなっており、適用の条件は以下の通りです。
- 税込み年収(自営業の方は所得)が700万円以上で、返済期間中、安定した収入が見込めること
- 借入時の年齢が55歳未満
- 原則、頭金1割以上(フルローン出ることも)
- 担保提供する購入不動産購入不動産が首都圏・近畿圏・名古屋市・福岡市の居住用不動産であること
また、アユカワTVで見た情報ですが、オリックスでNGが出たのは
- 荒川・江戸川近くの1階2階の区分
- 擁壁が隣接しているアパート
だそうです。
投資家としても避けたい物件ではありますね。
エリア・融資対象不動産
融資エリアは以下の通りです。
- 原則として、首都圏・近畿圏・名古屋市・福岡市の居住用不動産
- アパート(1棟)に限り、取り扱いできる場合がある地域→札幌市、仙台市、高崎市、前橋市、水戸市、つくば市、宇都宮市、浜松市、岐阜市、北九州市、久留米市、熊本市
※上記地域内でも、取り扱いしない場合もあるようです。
ただ、対応してくれる場合もあるかもしれませんので、要相談です。
築浅・新築に向いているが、今は要注意
オリックス銀行は新築や築浅の物件だと融資期間を長く取れるためベースのCFを確保することができます。
しかし、築浅のアパートは投資家の利益がたっぷり乗った出口物件ですし、あまりすすんで買おうと思えないです。
新築にしても、一般的な建売のアパートだと間取りや設備などに競争力がありません。
順調に賃貸業を拡大している先輩に物件を紹介してもらえたらいいのかもしれません。
まとめ
アグレッシブに融資をしているオリックス銀行についてまとめました。
私は1000万円以下の戸建てを買い進めているので、なかなか使うところがなさそうです・・・。
初心者のアパートの融資(1000万円以上)に使い勝手が良さそうです。
不動産投資の融資に強い金融機関はこちらの記事でも紹介しています。▼
最後に、最速FIREを目指す人にオススメの本を紹介します。▼
「物件探す前に、どこがどんな条件でお金を貸してくれるのか知るのが大切」という考え方を強く押しています。
著者は最速FIREのために、とにかくキャッシュフローを重視してノンバンクからも積極的に借り入れています。
少し古い本ですが、融資に対する考え方については、不動産投資におけるバイブル本だと思います。
読んで頂きありがとうございました。
新規投資シュミレーションはこちら