耐震診断の費用は無料!補助金使わず耐震工事しました

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こんにちは。不動産投資をしている藤本紗帆です。

初めて旧耐震の木造戸建てを購入しました。

神戸市で旧耐震の戸建ては無料で耐震診断できるそうで、早速試してみました。

すまいるネットHPにアクセス

神戸市の耐震診断はすまいるネットというすまいの相談窓口から申し込みます。

すまいるネットHPより

耐震診断を受けるためには、まず申込書を記入しないといけません。

すまいるネットHPより

ファイルをダウンロード・印刷

すまいるネットのHPから申込書のファイルをダウンロードします。

記入して郵送

契約が終わってすぐ耐震診断を申し込みたかったのですが、所有者でないとダメとのことで、引き渡しまで待ちました。

記入して、郵送します。

(なぜWebで申し込みできないのか?!)

一級建築士による耐震診断

申込書を郵送してしばらく経つと、すまいるネットから受付完了のハガキが届きました。

神戸市から委託されている?一級建築士から電話があり、予定を合わせて現地で会うことに。

現地調査の立会

よくしゃべるおじいちゃん建築士さんが来て、1時間ほど現地調査していました。

物件の詳細な図面は持っていなかったので、簡単な間取り図だけ手渡しました。

おもりのついたひも?を柱にぶら下げて建物が水平かどうか調べたりなど、思ったよりアナログなことをしていました。

約3週間後に説明

1月20日に現地調査、2月13日に家に来てくれて説明を受けました。

そのときに持ってきてくれたのが超充実した資料

結果は・・・「倒壊する可能性が高い」!!!

まあ旧耐震の木造戸建てはほぼこうなるそうです。

かなり分厚い資料でした。これが無料・・・?!すごい!

耐震補強のアドバイス

倒壊しないようにするにはどのような工事をすればいいか、詳しく説明してもらいました。

資料にあった間取り図を使って解説してくれました。

仲介業者がつくった間取り図は正確ではなかったので、とても助かります。

地震で2階だけ崩れるということはないようで、大抵は1階が2階の重みで潰れるそうです。

そのため、1階の補強だけすれば倒壊はしないとのこと。

1階の間取りをノートに移し、詳しく聞きます。

1階のx方向の壁が少ないので、x方向の5箇所の壁を耐震補強すればいいとのこと。

耐震補強は、床下の土台と天井の上の構造用合板金物で固定すればいいらしい。

かべ大将という商品も

ちなみに、天井や床を壊さなくてもいいDAIKENの「かべ大将」という製品もあるようです。

大工さんによってこの製品を使う人もいるかもしれません。

ダイケンHPより
ダイケンHPより

質問にたくさん答えてくれた

建築士の人と話す機会なんてあまりないので、建物についてわからないことを聞きまくりました。

  • ベランダの防水塗装
  • 擁壁の補修
  • ブロック塀

などなど・・・。

これで無料は本当にお得すぎました。

耐震の計算の資料はさっぱりわかりませんでしたが。

補助金を使おうとしたほうが高くつく

一通り説明が終わったあと、またもうひとつ冊子を渡されました。

耐震工事の補助金の内容について書いてありました。

ただ、補助金の条件は基準が高すぎるとのこと。

正直そこまでしなくていい、という工事までしないと補助金が出ないそうです。

補助金の条件を満たすための工事をしたほうが高くつくとは!(汗)

ということで補助金はあきらめました。

耐震工事の様子

建築士から聞いた内容を大工さんに伝え、耐震工事のスタートです。

天井や床を開けて、筋交いを入れています。

トイレの窓は耐震補強のためコロすことに。

(換気扇の穴くらいは開けていいようです。)

窓のシールを剥がし忘れたのを後悔。もう剥がせません(泣)

補強の金物?

床までドーンと開けてますね。基礎とくっつけている。

910mmの幅の壁を、5箇所工事してもらいました。

天井も開けてドーンと梁までいってます。

床下や壁の断熱工事もあわせてすすみます。

古い断熱材、汚い!!(汗)

費用は約10万円?

費用は、解体撤去工事217,500円木工事1,223,670円に含まれています。

解体撤去工事217,500円の内訳は以下の通り。

耐震補強材は、5箇所で52,700円

純粋に耐震工事の費用は10万円くらいでしょうか?適当です。

床や天井を壊していて、内装工事などはイチからまたお金がかかりますが・・・。

まとめ

神戸市の無料耐震診断は、無料のクオリティではないです!!

もう旧耐震は買いたくないですが、買ったら絶対また利用します。

何かあったらこの建築士さんに相談しよう、と思うくらいいい人に出会えました。ラッキー。

耐震工事についても、建築士の説明のおかげでざっくりとした知識が身につきました。

1階の壁が少ない方向の壁を補強する。シンプル。

誰かの参考になれば嬉しいです。

読んで頂きありがとうございました!

この記事を書いた人:藤本紗帆

1992年生まれで、次女の育休が明けて時短勤務中です。

初めて不動産投資をするときにつまづくことが多く、当時知りたかったことをこのブログ(はじふど)でまとめています。

電子書籍も出しています。▼

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