こんにちは。年間100冊以上読書をしている藤本紗帆です。
金融リテラシーを高めるのにオススメの本は?と友人に聞かれたら、絶対に教える3冊を紹介します。
実際に自分の弟に送り付けた3冊です。
1位:「お金持ちになれる黄金の羽の拾い方」(橘玲)
橘玲さんの代表作です。
新しくない本ですが、読んだ日は衝撃を受けて夜も眠れませんでした。
働き続けても豊かにならない謎がわかった
私の親戚のおじさんは自営業者であり、全然働いていない(ように見える)のに、船やフェラーリを持っているなど、明らかにお金持ちです。
一方、私の両親は毎日朝から晩まで会社で真面目に一生懸命働いているけど、全然お金持ちではない。
この本を読んで、この謎が解けました。
そういうことだったのか!と衝撃を受けました。

サラリーマンは搾取され続ける
サラリーマンは有無を言わさず、源泉徴収制度で税金が徴収されます。
所得税、住民税に、社会保険料も合わせると、収入の約3割を税金・保険料で無条件でとられています。
(社会保険料は半分が会社負担ですが、それは人件費であり、そもそも労働者の給料に含まれるはずのものです。)
社会保険料の負担額はいつの間にか上がっており、国民年金の赤字の穴埋めに使われています。
サラリーマンである限りどうしようもありません。
一般的に、サラリーマンの生涯収入は3億円と言われていますが、そのうちの1億円は税金と社会保険料に消えています。
これでお金持ちになるのは超ハードモードです。

成功した自営業者は急速に富を蓄える
最速の資産形成方法は、節税です。
自分の事業を持つことで、「経費」を使って税金を法律の範囲内でコントロールすることができるようになります。
これによって、成功した自営業者は急速に富を蓄えることがてきます。
さらに、「個人」と「法人」を使い分けこなせば節税効果はより大きくなります。
マイクロ法人(自分や自分の家族だけが所属する小さい会社)をつくって節税する方法が本の中で紹介されています。

税金や保険料は、調べもしない人たちから多くとろうというシステム
この本を読んで、税金・年金・保険・医療制度・給与システムなどは、わざと分かりにくくなっていて、調べない人たちから多く取ろうという仕組みになっていると気づきました。
私は、学校や会社から求められた通りに、勉強して、働いていました。
自分で何も考えていませんでした。
給料明細がよくわからなくても、ろくに調べもしませんでした。
だけど、面倒くさがって頭を使わずにいると、一生騙されて高いお金を払い続けることになると感じました。
2位:金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント(ロバート・キヨサキ)
金持ち父さん貧乏父さんには色々なシリーズがありますが、初めて読んで衝撃を受けたのが「キャッシュフロークワドラント」でした。
クワドラントとは、4分割という意味です。
正直、タラタラして読みにくい本ですが、内容をざっくりつかむ読み方でいいと思います。
稼ぎ方は4つに分類できる
お金の稼ぎ方は以下のように4つに分類できます。
サラリーマン(従業員) | ビジネスオーナーに雇用されて時間や労働力を切り売りする | 会社員・公務員・派遣社員・アルバイト |
自営業者 | 多く働けば収入も増えるが、働かなければその分収入も減る | 個人事業主、開業医、弁護士など |
ビジネスオーナー |
自分がほとんど働かなくてもお金が入ってくるような、ビジネスの仕組みを持っている |
会社の所有者、起業家、店舗オーナー、印税で稼ぐ人など |
投資家 | 株や債権、不動産などに投資して、お金に働かせて収入を得る |
ビジネスオーナーか、投資家を目指さなければ、ずっと楽にはならない
人口の9割は従業員か自営業者ですが、世の中の富の9割はビジネスオーナーや投資家が保有しているとされています。
残りの1割の富を、従業員と自営業者で分け合っていることになります。

これまで、転職したいなあ〜となんとなく考えることもあったのですが、同じ「従業員」として転職してもあまり意味がない。
自分の時間や労働力を切り売りするのではなく、自分のビジネスを育てたり、投資家にならなければ、いつまでも自由な時間を思う存分過ごせないと気づくことができました。
3位:本当の自由を手に入れる お金の大学
1位と2位の本がダントツでオススメなのですが、少し読みにくい本で、普段から本を読まない人はしんどいと思います。
3位の「お金の大学」は、お金の教養を一通り勉強することができます。
読みやすいお金の本No.1
絵が豊富でとてもわかりやすく、頑張らなくてもサクサク読めます。

令和で一番売れているお金の本だそうで、YouTubeでも大人気です。
この本は、弟だけでなく実家と妹にもプレゼントしました。
合計3冊買うくらい、誰にでもオススメできる本です。
実際に行動できる
この本を読めば、身近なところから実践しようと思えます。
私もこの本を読んだことをキッカケに不要な保険を解約しました。
この本をプレゼントした弟は禁煙したそうです。
支出を抑えたい人には特にオススメです!

まとめ
金融リテラシーを高めるためにオススメの本を3冊紹介しました。
人生を変える衝撃を受けた本で、自信を持ってオススメできます。
読んで頂きありがとうございました!
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