アパートの大家になったら、管理会社に定期清掃などを委託する場合も多いですが、最初の1か月は自分で掃除することがオススメです。
1時間ほどかけて、物件をすみずみまで掃除すると、これまで見えていなかった細かな故障箇所を発見できるからです。
この記事では、物件の状況にもよりますが、掃除に行くときに持っていくとよいもの解説します!
ほうき・ちりとり
まずは定番のちりとり・ほうきです。
柄の長いほうきがオススメです。

マグネットフック
マグネットフックは柱などの鉄部にくっつくので、そのフックの部分にほうきとちりとりをかけておけば、すっきりと保管できます。

軍手
掃除の際は必ず軍手を着用します。
蜘蛛の巣を払う・放置ゴミの移動など、軍手をしているかしていないかで抵抗感に差がある作業が多いためです。
また、素手で掃除をしていると、アパートのサイディング(金属のパネル)の先端がささくれて尖っていたり、思わぬところで怪我をすることもあるためです。

ゴミ袋
ゴミ袋は、通常であれば45リットルくらいのもので構いませんが、草むしりを行うのであれば90リットル以上の大きめのものがオススメです。
草はかなりかさばりますので、ゴミ袋は大きければ大きいほどいいです。

草刈り用カマ
所有する賃貸物件の庭などに雑草が生えている場合は、草刈り用カマも持参します。
資金に余裕があれば、電動がオススメです。
特に、梅雨になる前(5月)には必ず草むしりを行い、除草剤をまきます。

自分で草刈りをするのがしんどければ、便利屋さんやCOSOJIで頼むのがオススメです。
シルバー人材で頼むと、時間給となり便利屋さんよりもかなり時間がかかってしまうこともあるためです。
COSOJIは草刈や掃除などを依頼できるサービスです。
便利屋さんに頼むときはフランチャイズのチェーン店ではなく、なるべく地場の個人経営の店の方が上乗せの経費が少なくてオススメです。
通路の電球の交換・防犯柵の設置・廃品の回収など、わざわざリフォーム会社が出勤するほどでもないちょっとした修繕などもまとめて頼むといいです。
ビニールヒモ・ハサミ
雑誌などをしばるのに用いるビニールヒモとはさみもあると便利です。
ドアをヒモで引っ張って開けっ放しにする時などにあると重宝します。

紙・テープ・ペン
紙・テープ・ペンは現地で入居者にお知らせしたいことを思いついた時にお知らせを書いて貼るために持参します。
共用部を掃除した後に「共用部にゴミを捨てないでください」などの張り紙をすることができます。
バケツ・ぞうきん・モップ
共用部に水道があるのであれば、拭き掃除用のバケツとぞうきん、モップも持参します。

コーキング剤(シーリング剤)
コーキング剤とは、ひび割れを埋めるために使う、シリコン系やウレタン系の接着剤のようなものです。
パテや紙粘土のようにひび割れに埋め込むと固まりますので、ちょっとしたひび割れの修繕に用います。
コーキング材はホームセンターに行くと数百円で購入できます。
白色のものからベージュやグレーなど色が選べますので、物件の外壁に合わせて選びます。
まとめ
この記事では、物件の掃除に持っていくとよいものをまとめました。
- ほうき・ちりとり
- マグネットフック
- 軍手
- ゴミ袋
- 草刈り用カマ
- ビニール紐
- ハサミ
- 紙・テープ・ペン
- バケツ・ぞうきん
- コーキング剤(シーリング剤)
最初の1か月は、1回でも2回でも物件に足を運び、自分の目で物件の状態を確かめるようにしましょう!
一度自分で状況を把握できれば、その後シルバー人材センターへ外注するときも指示がしやすいです。
また、外壁の修繕はなるべく早くに行ったほうが、後々のコスト削減にもなります。
外壁のチェックポイントはこちらの記事で解説しています▼
読んで頂きありがとうございました!