一軒家の外壁塗装の相場は?失敗しないための5つのポイント

外壁塗装の相場は30~40坪で80~120万円と言われています。

しかし、外壁塗装は世間的相場がないことから、言い値で契約をされてしまうケースが多いです。

外壁塗装は、リフォームの中で圧倒的にトラブルが多いです。

理由は、外壁塗装は手抜きをしてもわかりくいためです。

何も知らずに業者の言いなりになるのは危険です!

今回の記事では、塗装工事で失敗しない・手抜きされないための5つのポイントを紹介します。

耐用年数の長い塗料で塗り替えの回数を減らす

外壁の維持費用を最小化するためには、耐用年数を長くして塗り替えの回数を減らす必要があります。

費用の大半は人件費と足場費用

塗料は種類の違いによって、耐用年数が異なります。

耐用年数の長い塗料の方が材料費は高くなりますが、塗装工事費用の半分は職人の人件費や足場費用です。

そのため、材料費が少々高くても耐久性のある塗料で塗った方が長い目で見ると工事費用は安くなります。

塗装工事の内訳

塗料の種類についてはこちらの記事で解説しています。▼

塗り替えは屋根も壁も同時に

外壁だけを塗って、何年かして屋根を塗るというのも足場費用がかかるので不経済です。

それに、屋根だけを塗る場合は最初に屋根を高圧洗浄しますが、屋根の汚れは下に垂れて外壁を汚してしまいます。

依頼は自社施工の塗装業者にする

外壁塗装は必ず自社施工の塗装業者に依頼するようにしましょう。

  • 塗料メーカー
  • リフォーム会社
  • ハウスメーカー

などに依頼すると、下請けの塗装業者に発注し、中間マージンをとられるため割高になります。

塗装工事店

塗装職人さんや業者の探し方についてはこちらの記事でも解説しています。▼

相見積もりをして「調査診断書」「仕様書」をもらう

悪徳業者からの見積りと優良業者との見積りを比較すると100万円以上も金額差がある場合もあります。

そのため、検討にあたっては複数社からの見積りを比較する事が必須です。

現地調査をしてもらい、どのような工事が必要でどれくらい費用がかかるのかを記載した「調査診断書」および「仕様書」を出してもらいます。

実際に家の状態を見なければ正確な見積もりはできません。

「調査診断書」および「仕様書」は原則無料で出してくれるはずなので、きちんと要求しましょう。

その上で、納得できる内容のところに細かな工程ごとの「見積書」を出してもらいます。

手抜き工事を防止する質問をする

中塗りと上塗りの色は同じ色?とさりげなく質問しましょう。

塗装工事は3回塗りが基本です。

1回目の下塗りはシーラーを塗るので色は白・グレー・クリーム色などです。

そして2回目の中塗りと3回目の上塗りは同じ塗料を使います。

家全部を中塗りし終えて、乾かしてから仕上げの上塗りをします。

手抜き業者は3回目の上塗りを省きます。

そうすれば手間も材料も省けるからです。

塗料の性能はほとんどの場合中塗りと上塗りの2回塗りを前提としてます。

そのため、最後の上塗りを省くと塗料本来の耐久性が発揮されないためにクラックが発生しやすくなり、耐用年数が短くなってしまいます。

色を変えて塗装

中塗りと上塗りの色を変えれば、塗り残しの箇所がひと目でわかります。

赤の次に白を塗るとか極端ではなく、白に仕上げるのであれば中塗りはその色に少しクリーム色を混ぜるなどです。

「手抜きを防止するために色を変えて塗ること」は塗料メーカーも推奨していて、公共工事では常識です。

「中塗りと上塗りは同じ塗料だから、同じ色で塗るんですよね?」と質問しましょう。

「そうですね」と答える業者は二流の業者か手抜き業者です。

依頼するのはやめましょう。

最初から色を変えて下さいとお願いすると、業者は調子を合わせてきますので、さりげなく質問しましょう。

「塗り残しが出るので、違う色を塗ります」と答える業者にお願いするようにしましょう。

塗装工事の見積書を確認する

「調査診断書」で家の劣化状態が見えてきたら、具体的な見積書を出してもらいます。

口約束はトラブルのもとですので、必ず書面(見積書)で確認しましょう。

「支払いの条件」の明記

支払い方法は工事完了後か、契約前と工事完了後の2回払いが一般的です。

工事前に全額を支払ってしまうと姿をくらます悪徳業者もいます。

「塗らない箇所」の明記

トラブルで多いのがどこまで塗るのかの食い違いです。

見積書に記載がないと、後で追加の工事を行ったということでトラブルになりかねません。

具体的には、樋(とい)、軒(のき)、破風(はふ)、水切り、雨戸、庇(ひさし)といった部分です。

わかりにくい言葉もあるため、逆に塗らない箇所を書面にしてもらいましょう。

ただ、2階バルコニーの床外の門や塀雨戸戸袋の4箇所は食い違いやすい部分なので必ず確認します。

「塗り残し防止の方法」の明記

塗り残しを防ぐために、各工程ごとに色を塗り、その施工写真を提出することが記載されていれば安心です。

「塗装工事以外の費用」の明記

以下の5つの費用が含まれているかどうかを確認しましょう。

  1. 足場費用
  2. ネット養生費用
  3. マスキング費用
  4. シーリング(コーキング)工事費用
  5. 高圧洗浄費用等

たとえば「足場を無料にしますよ」と言ってきた場合、塗料代に上乗せされていたということもあります。

そうした値引きをアピールする業者は信用できないと思います。

まして「足場を組まないので、割引にします」という業者は職人の安全や工事の品質の低下を無視しているので、工事自体が失敗する可能性もあります。

「塗料の種類・塗りの回数」の明記

「塗料は良いものを使いますのでお任せ下さい」と言われても、鵜呑みにせずに必ず塗料のメーカー名塗料名樹脂成分何回塗るのかを確認しましょう。

何かトラブルが起きたときにも塗料メーカーに電話で問い合わせることができます。

契約を交わしたあとには、外壁と屋根にどの色を使うか、色番号も何らかの書類に明記してもらいましょう。

「保証の内容や年数」の明記

保証の内容は必ず契約前の段階で確認する必要があります。

契約後では、業者の提示する内容を無条件に受け入れざるを得ないからです。

補足:自治体から補助金や助成金が出ることも

外壁や屋根の塗装工事に関する補助金・助成金は、国で設けられた制度はありません。

そのため、住んでいる自治体の制度を確認しましょう。

制度には大きく2パターンあります。

  1. 省エネ住宅改修補助金
  2. 住宅リフォーム資金助成

1は特に東京23区の自治体を中心に制度が確立されています。

省エネリフォームヒートアイランド現象防止など、環境配慮に関する工事の助成金です。

主に遮熱性塗料での外壁・屋根塗装が対象となる自治体が多いです。

2の制度は、幅広いリフォーム工事が対象となり、全国の多くの市町村で見られます。

助成金や補助金制度は予算の上限に達すると早く締め切られるケースが多いです。

そのため、外壁塗装を検討し始めたら早めに確認して申請しましょう。

まとめ

外壁塗装は、リフォームの中で圧倒的にトラブルが多いです。

知識をつけてから、信頼できる業者にお願いするようにしましょう!!

外壁の塗り替え時期のサインについてはこちらの記事で解説しています。▼

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