コインパーキング経営の初期費用を安くする方法

コインパーキングの開設は広さにもよりますが300万円ほど必要になります。

しかし、工夫次第で費用を抑えることも可能です。

この記事ではコインパーキング経営を始めるときの注意点や費用について解説します!

機器類はリースもできる

機器類はリースで調達するのが一般的です。

リースは5年契約が一般的で、途中解約した場合は違約金が発生します。

1年単位でレンタルできる会社もありますが、割高になります。

契約を何回も繰り返していくリースもありますが、契約終了後に買い上げして自分のものになることが多いです。

しかし、リース代は収益をかなり圧迫しますので、長くコインパーキング運営するなら最初から買った方がお得です。

機器類は中古を購入するのもアリ

機器類はフラット板が10万円/台、精算機が40~50万円、照明・看板設置が60~70万円、車止めが4000円/台程度です。

精算機や中古品だったらもっと安くなります。

減価償却の耐用年数は5年ですが、機器類は非常に丈夫にできているため、15〜20年使い続けているところは多いです。

センサーで車を感知するシステムは豪雪地で重宝

フラップ板を使わずに、センサーで車を検知するシステムもあります。

内蔵カメラで車両ナンバーを撮影することで、お金を払わずに逃げた車も追跡できます。

タイヤで圧雪されてフラップが上がらないというトラブルが起こりがちな豪雪地帯でも重宝されます。

フラップ板を無理やりこえて出ていく「乗り逃げ」の防止にも効果大ですが、フラップ式よりもかなり高額です。

ただ、いったん導入すると半永久的に使えると言われているため、長く運営する予定の人は検討してもいいでしょう。

15台以上ならゲート式を検討

ゲート式の機器は精算機で90万、発券機が80万円、ゲートバーの出入り口がそれぞれ70万円で、看板や出庫灯、工事一式で合計300〜400万円ほどになります。

15台以上の広さが確保できる場所であれば、フラップ式よりゲート式のほうがお得になる可能性が高いです。

安くしたければ工事は分離発注する

コインパーキング設営の主な工事はアスファルト敷きと電気工事です。

機器類の会社にまとめて発注してもいいですが、少しでも安くしたいと思ったら業務を個別に手配することもできます(分離発注)。

  • 保守管理
  • 建物の解体
  • アスファルト工事
  • 電気工事

など、それぞれ複数の業者に見積もりをとって、それぞれ値段交渉します。

まとめて発注するより費用がかなり抑えられる分、手間と時間はかかります。

また、設営や工事は1〜2週間あれば完成するため、うまくスケジューリングしなければ業者に迷惑をかけてしまいます。

細々とした管理や段取りが面倒であれば、機器類の会社に一括で任せてしまいましょう。

コインパーキング運営の自主管理についてはこちらの記事で解説しています。▼

歩道の切り下げや植栽の撤去は役所の許可が必要

アスファルト工事の際は、入り口からスムーズに入ってこられるように、歩道の切り下げが必要になることがあります。

切り下げとは、車道との段差部分を削って舗装し直し、段差を解消する工事です。

費用は30~60万円程度かかります。

また、乗り入れの妨げになるガードレールや植栽がある場合は撤去の必要があります。

いずれも役所に許可を取らなければいけません。

該当の道路を管轄している土木事務所に確認して申請します。

周辺状況によっては、切り下げやガードレールの撤去が不可能なところもあります。

工事する業者に申請してもらってもいいですが、撤去できなければ利用しにくい駐車場になる怖れもあります。

そのため、土地選びの段階で早めに自分で確認するようにしましょう。

コインパーキングに向いた土地に関してはこちらの記事で解説しています。▼

電気工事は電力会社に申請が必要

フラップの上げ下げ、精算機、看板や自動販売機など、電気はコインパーキングに必須です。

電気工事を行う前に、パーキング用の土地に電気を引き込むために電力会社に申請をします。

申請が下りるまでに1〜2週間、工事自体には2〜3日かかります。

看板は目立つ色にする

看板や満室灯、場内照明も専門の業者があります。

駐車場の看板は自分でもデザインできます。

駐車場の宣伝するための看板は非常に重要です。

コインパーキングの看板はどこも黄色など目立つ色を使っています。

雨の日や夕方など暗くなると周囲に溶け込んでしまうような色は避けましょう。

「赤と緑」「黄と紫」など、正反対の「補色」を組み合わせや、「黒と黄」「赤と白」など、明るさの度合いの差が大きい色どうしの組み合わせは目立ちます。

「目立つ配色」「集客と色」などと検索して参考になるサイトを見つけましょう。

満空灯は目立つ位置に配置する

満空灯(まんくうとう)とは、駐車場の入り口に設置してある「満車」「空車」の状況を表示するランプのことです。

満空灯

絶対に表示しなくていけないというものではありませんし、古いタイプのコインパーキングではないところもあります。

ただ、満車が多ければ「いつも満車だから良さそう」「あそこのほうが停めやすいのかな」と感じ、一定の集客効果があります。

自動販売機は電気代に注意

コインパーキングの工事日程に併せて、自動販売機の設置も組み入れましょう。

設置や補充、ゴミ捨てなどは全て業者が行いますし、駐車場の照明代わりにもなります。

駐車場は夜は暗くなるため、明るさが増して安心感につながります。

直径200mくらいの周辺を歩き回り、自動販売機の設置調査をしてから複数の会社に見積もりをとり交渉しましょう。

ただ、自動販売機の電気代には注意が必要です。

電気代の負担は契約者側ということが多く、月の売り上げとほぼ変わらないこともあります。

自動販売機の電気代は平均的な大きさだと月3000円くらいです。

業者によっては古いタイプの機械で、電気代が5000円くらいかかることもあります。

契約時には新型の省エネタイプであることを確認しましょう。

駐車場開設費の一例(合計280万円)

業者にまとめて発注した場合の駐車場開設費(3台分)の一例を上げます。

消費税を含む合計280万円です。

詳細はこちらの本を参照しています。▼

機器類:合計128万円

機器類の合計は128万円です。

  • 集中精算機(20台まで):60万円
  • ロック板:60万円
  • 部材運搬費:2万円
  • 遠隔システム:6万円

機器類以外の設備:69万円

機器類以外の設備は69万円です。

  • 車止め:3万円
  • 防犯防止バリカー:7千円
  • テント貼り付け約款パネル:8千円
  • 案内看板:19万円
  • 最大料金看板:4万円
  • P看板:27万円
  • LED証明:5万円
  • 精算機用テント:8万5千円
  • ローバリカー:1万円

設置工事:58万9千円

設置工事の合計は58万9千円です。

  • 集中精算機設置工事:5万円
  • ロック板取り付け工事:17万5千円
  • 車止め設置工事:1万円
  • 精算機用テント設置工事:1万5千円
  • 案内看板設置工事:1万5千円
  • 最大料金看板設置工事:1万5千円
  • P看板設置工事:1万5千円
  • LED満室灯配管配線工事:8千円
  • LED証明設置工事:1万5千円
  • ローバリカー設置工事:8千円
  • 盗難防止バリカー設置工事:8千円
  • 車室ライン引き:3万5千円
  • 時間貸文字ペイント:3万円
  • 一次電源引き込み工事:14万円
  • 既存車止め撤去工事:1万円
  • 部材運搬費:2万円
  • 試運転調整費:2万円

まとめ

この記事ではコインパーキングの機器や工事を安くする方法について解説しました。

業者に丸投げせずに、自分で工夫しましょう。

コインパーキング経営のデメリットはこちらの記事で解説しています。▼

読んで頂きありがとうございました!

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