できる大家が管理会社に質問すること7つ

管理会社をどこにするかはとても重要な問題です。

よく調べて比較し、ベストな管理会社を選びましょう。

この記事では管理会社を選ぶときの6つのチェックポイントを紹介します。

入居率は95%以上か

管理戸数に対する入居率を調べます。

(そもそも入居率を把握していない管理会社もあります。)

聞きづらいことなので、電話で聞くよりも「管理を頼むことを検討している」ことを前提に、実際に店舗を訪問して確認するほうがいいでしょう。

95%超の入居率であれば、客付けに力があると判断できます。

管理会社には「客付け」に強いところと「管理」に強いところがあります。

詳しくはこちらの記事で解説しています。▼

1人が担当する管理戸数

1人が担当する管理戸数が多くなるほど、行き届いたサービスは難しくなります。

トラブルの対処やきめ細やかな空室対策は担当管理戸数が少ないほどいいです。

1人の担当戸数の目安は、400戸程度が限界で、100〜150戸だと丁寧な対応が期待できます。

入居率を聞くのと同様に、店舗へ訪問して聞くのがいいでしょう。

入居者募集の方法

入居者をどのように募集しているかは非常に重要です。

理解できるまでしっかり聞き出しましょう。

広告媒体を活用しているか

賃貸の広告媒体としては次の3つがあります。

  • スーモ
  • アットホーム
  • ライフルホームズ

特に専任媒介でお願いする場合、スーモに掲載できるかは必ず確認しましょう。

そのほか、不動産業者しか見ることのできない媒体もあります。

  • レインズ
  • アットBB

できるだけ多くのサイトに載せた方が反響も多く、早く入居者が決まります。

ただし、管理に特化している会社は広告の掲載を客付け業者に任せる場合もあります。

その場合は、レインズやアットBBだけに載せるという方法のほうが、客付け業者はやりやすいです。

入居者募集の方法を確認

管理会社には

  • 客付け会社に全て空室募集を依頼する
  • 自社のみで空室募集をする
  • 自社と客付け会社で空室を募集する

という3つのパターンがあります。

他の客付会社にお願いしているならどの会社がメインになるのか、広告費をどれくらい出したら自分の物件を最優先で扱ってもらえるかも確認しましょう。

入居者募集の方法についてはこちらの記事でも解説しています。▼

客付け会社が広告を出すのはOKか

客付け会社にとっての集客は、募集サイトに掲載することが中心です。

自ら効果的な写真を撮り、物件の長所をたっぷり書いて掲載される会社もあります。

それなのに「広告不可」にすると、店頭に来たお客さんにしか紹介できなくなり、モチベーションが下がります。

客付け業者が広告を載せることができるかも確認しましょう。

リフォーム手配は大家自らできるか

管理会社の収入には「リフォームの紹介料」も含まれます。

当然、管理会社経由でリフォームを手配すると割高な価格になってしまいます。

「リフォームは当社以外への依頼はできない」ということを条件にしている管理会社もあります。

繁忙期に間に合わせるために急いでリフォームをしたい場合は管理会社にお願いしてもいいかもしれません。

しかし、自分でリフォームを手配したほうが大幅経費削減になります。

なかには、最初から上乗せする紹介料を提示してくれる良心的な管理会社もありますが、リフォーム手配は大家自身ができるかどうかを確認しましょう。

リフォーム代だけで稼ぐようなリフォーム系の管理会社は必ず避けるようにしましょう。

詳しくはこちらの記事で解説しています。▼

「中途解約」の条項はどうなっているか

管理会社との契約は通常2〜3年になりますが、途中で解約する場合、高額な違約金が発生する場合もあります。

なかには、解約に関する条項も契約期間も書かれていない契約書もあります。

通常は3ヶ月〜6ヶ月の予告で解約できます。

「中途解約の条項」がどのようになっているかは必ず確認しましょう。

連絡手段はLINEを使えるか

一般的には電話とメールが主ですが、LINEでやりとりできる管理会社が一番ラクだと思います。

毎月物件を見に行き写真を送ってくれるか

特に大家が遠方に住んでいる場合、毎月きちんと物件を見に行き、写真付きで家賃明細書を送ってくれると安心です。

まとめ

この記事では、できる大家が管理会社に質問することをまとめました。

管理会社選びの参考にしてください。

読んでいただきありがとうございました。

この記事を書いた人:藤本紗帆

明石のファミリー向け区分マンション(家賃75,000円)と神戸市の戸建て(入居者未定,家賃9万?)を所有しています。

1992年生まれで、現在次女の育休中です。

初めて不動産投資をするときにつまずくことが多く、当時知りたかったことをこのブログ(はじふど)でまとめています。

また、年100冊くらい読書していて、参考になった知識も発信しています。

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