断熱リフォームが高齢者を救う!コスパのいい実家のリフォーム

実家が古い一軒家で、親が家のリフォームを考えているということはありませんか。

リフォームは見た目重視ではなく、断熱性や光熱費の削減などの性能を一番重視すべきです。

今回の記事では、実家のリフォームが成功するポイントについて紹介します!

断熱リフォームが高齢者を救う

暖かい家に住むと病気になりにくくなるのは世界の常識です。

ヒートショックで死亡は高齢者が8割

1年間で全国で約1万7000人がヒートショックに関連した「入浴中急死」に至ったと推計されていますが、そのうち高齢者が8割を占めます。

死亡しなかったとしても、健康を損なうと膨大な医療費がかかります。

ヒートショック

平均寿命と健康寿命の差である「不健康な期間」は、男性9.13年女性12.68年で介護を必要とする期間でもあると考えられます。

日本では寝たきりになった後の高齢者施設や要介護認定ばかりに視点がいきがちですが、「不健康な期間」をいかに短くするかが、子ども世帯の人生設計においても非常に重要です。

在来工法の浴室はユニットバスへ

浴室での事故を防ぐためには、浴室内の室温を25℃に近づけることが重要です。

室温を平均で4℃上げると、介護必要年数が4年減るというデータがあります。

タイル張りの在来工法の浴室

介護年数が4年減ることの金銭的価値は200〜300万円の間という回答が多いなか、ユニットバスへの交換は80万円くらいから可能です。

ユニットバス

窓には内窓をつける

既存住宅の熱ロスは約36%が窓です。

暖房消費量が多いリビングダイニングやキッチンの窓を優先して設置し、次に、ヒートショックのリスクが高い浴室というように、できるだけ多くの窓にインナーサッシ(内窓)を設置します。

内窓(二重窓)

レンジフードを同時給排気型に

同時給排気型とは、排気すると同時に、給気を行うことができるレンジフードのことです。

レンジフードでは多くの熱量を損失しています。

効率のいいエアコンを使用していたとしても月に約4000円の損失となります。

レンジフード

また、居室に給気口があると、足元を冷気が通り抜けるのを感じることもあります。

解決方法は、同時給排気型のレンジフードを使うことです。

同時給排気型のレンジフードは、給気用にもダクトがもう1本ついています。

高効率給湯器を採用する

高効率給湯器とは、従来の給湯器と比較して少ないエネルギーで効率よくお湯を作れる給湯器のことです。

高効率給湯器を採用することで、光熱費を安く抑えることができます。

電気温水器は交換して節電する

電気温水器はエネルギー消費量が多く、エコキュートに交換すれば光熱費を削減することができます。

年間で約5万7200円の節約になります。

エコキュートへの交換価格は40〜50万円くらいなので約7〜9年で元が取れます

プロパンガスのエリアでも高効率給湯器に

プロパンガスは都市ガスと比べてガス料金が高く設定されていることが多いので、高効率給湯器に交換することで光熱費を削減することができます。

約5年で原価回収ができます。

プロパンガス

光熱費削減の工夫

特に古い家では、光熱費関連の無駄遣いがとても多いです。

光熱費の削減のためコスパのいい方法をいくつか紹介します。

白熱電球はLED電球に

製品によってバラツキはありますが、同じ明るさで消費電力は約9分の1、寿命は約20倍になります。

白熱電球がまだ球切れしていなくても、すぐに交換するのが経済的かつ省エネです。

LED電球はIKEAが安い

夏場に日が当たる窓にはよしずやシェードをつけてエアコン代節約

カーテンのように窓の内側で日射を遮蔽する場合、日射は4割ほどしかカットできませんが、窓の外側で遮蔽すると8割程度をカットできます。

日除けシェード

暑さ対策は通風よりも日射遮蔽のほうがはるかに効果は大きいです。

特に西向きの窓には必須です。

エアコンや冷蔵庫を新製品に

古いエアコンや冷蔵庫は新製品にすると9年以内に元が取れます。

10年以上前に購入したものは買い換えを検討しましょう。

シャワーヘッドを節水型に交換

シャワーヘッドは節水型に交換しましょう。

実家では手元でカチっとできるタイプだったのですが、お湯のもとのところを閉めるのをよく忘れてしまいがち・・・。

手元でカチッとしないこちらのタイプを購入しました▼

節水率40%でコスパが良くておすすめです。

補助金を有効活用

既存住宅のリフォームには様々な補助金・減税・優遇制度があります。

使えるものがないか確認しましょう。

こどもみらい住宅支援事業(リフォーム)

こどもみらい住宅支援事業では、全ての世帯を対象とし、最大30万円の補助金が交付されます。

(子育て・若者夫婦世帯は、最大60万円までの上限引き上げ特例があります。)

対象となるリフォームのうち1~3のいずれかに該当するリフォーム工事を含んでいる必要があります。

また、補助額が5万円以上となる場合に申請可能となります。

  1. 開口部の断熱改修
  2. 外壁、屋根・天井または床の断熱改修
  3. エコ住宅設備の設置(高断熱浴槽・高効率給湯器など)
  4. 子育て対応改修(掃除しやすいレンジフードなど)
  5. 耐震改修
  6. バリアフリー改修
  7. 空気清浄機能・換気機能付きのエアコンの設置
  8. リフォーム瑕疵保険等への加入

既存住宅における断熱リフォーム支援事業

既存住宅における断熱リフォーム支援事業では、高性能な断熱材や窓等を用いた断熱改修を行う場合に国の補助金が交付されます。

補助対象の経費や補助上限額は以下の通りです。(補助率は経費の1/3以内です。)

  • 高性能建材(ガラス・窓・断熱材):120万
  • 家庭用蓄電システム:20万円
  • 家庭用蓄熱設備:5万円
  • 熱交換型換気設備等:5万円

その他の補助金・減税制度

他にも補助金は以下のように様々なものがあります。

特に、各市町村の住宅関連補助金が使えるかどうかは必ずチェックしましょう。

  • 次世代省エネ建材の実証支援事業
  • 地域型グリーン化事業
  • ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)支援事業
  • 長期優良住宅化リフォーム補助金
  • 各市町村の住宅関連補助金

所得税や固定資産税の減税制度もあります。

以下のようなリフォームを考えている場合には減税措置が受けられます。

  • 耐震改修
  • バリアフリー改修
  • 省エネ改修
  • 同居対応改修
  • 長期優良住宅化改修

まとめ

住宅設備や断熱、リフォームの際の補助金など、知っておかないと損することがたくさんあります。

正しい知識を身に着けて、見栄え重視ではない、本当に必要なリフォームを行いましょう。

また、リフォームやリノベーションは、金額が大きく、人生で普通は何度も経験することがないため、ぼったくりが多いです。

また、リフォームの知識がなければ、

  • 手抜き工事をされる
  • 適切な修繕の時期を見逃す

など、家の価値を大きく落としてしまう可能性も高くなります。

自分の大切な財産(現金を不動産)を守るために、ある程度のリフォームの知識は必須です。

実家や仲の良い近所の人がリフォームすると言ったら絶対にプレゼントするオススメの本を紹介します。

リフォーム業者の選び方がとても参考になります。▼

読んで頂きありがとうございました!

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